「従来の研修業界の常識を変えたい」という社長の熱い想いを受け、数回に渡りヒアリングを行う。研修業界というと固いイメージが先行しがちだが、それを払拭するほど、ヒップスターゲートは非常にエンタテインメント性の高い研修会社。研修メニューのタイトルからして、「Do★Do★Do」「アドベンチャー」等、普通では考えられないような研修名をつける事自体、社長の遊び心と業界のカラーを変えたいという想いが伺える。
対象者は、企業の人事担当者や教育に携わる方々ということもあり、あまり遊びすぎたイメージにすると企業イメージがマイナスに捉えられ、変に誤解されてしまう可能性もあり、その辺のさじ加減は難しかった。あくまでも、その企業が伝えたいことを伝えたい人にきちんと伝え、その先の行動に繋げることが、ブランディング作りの原点だからだ。
最終的には丁度いいバランスの取れたビジュアルとなったが、WEBサイトを始め、その他の営業ツール(パンフレット等)もデザインの統一性をはかることで、ブランド構築への第一歩は踏み出せたのではないかと思う。
本当の意味での自社ブランド確立には、これらの作業を根気強く続けていくことが必要だ。当然、浸透していくまである程度の時間はかかる。一過性のものでは意味がないからだ。ここからの第2フェーズへの仕掛け、次なるプランをクライアントと共に練っていきたい。
Client:HIPSTERGATE